落ち葉を片付けてお庭をきれいに

11月も下旬になり、すっかり気温も冷え込んできました。お家の木も枯葉が落ち始めているのではないでしょうか。
秋は台風でお庭が荒れてしまったり、枯葉が落ちたりとお手入れの難しい季節。今回は「秋のお庭のお手入れ」についてご紹介します。



■落ち葉拾いをしましょう
秋の庭のお手入れで大事なことは、「落ち葉拾い」です。
落ち葉が庭に貯まると、腐って虫がわいたり悪臭がしたりします。まずは落ち葉をこまめに拾い、片づける習慣をつくりましょう。

落ち葉拾いは、風が弱い日に、落ち葉を集めやすく風が当たりにくい場所に集めると効果的です。吹き溜まりのような場所があったら、そこに一度集めると効率もよくなります。

■落ち葉拾いの道具
場所によって落ち葉拾いに適した道具があります。コンクリートや砂利の上を掃くなら竹ほうき、芝生の上なら熊手です。集めた落ち葉を拾う際には、ちりとりよりもテミが良いでしょう。またブロアーもよく使われますが、慣れるまでは強風で逆に散らかってしまったり、音が大きいので近所迷惑になったりこともあるので注意しましょう。

拾った落ち葉は、「腐葉土」にできます。紅葉やケヤキの葉はやわらかいので、腐葉土に向いていますが、イチョウや柿、松、杉の葉は、土と同化しないので、腐葉土に向いていません。速やかにゴミとして処分しましょう。

■庭木のお手入れについて
樹木の種類によってお手入れが異なりますが、草花と同様に水やりは夏の時期より減らし、夏の間控えていた施肥を少しずつ再開するとよいと思います。
また、秋は雨や台風が多いので、枝の折れやすい樹に支柱を施したり立てたり、雨で足元の土が流れてお家の敷地の外に出てしまわないよう注意をしましょう。涼しくなるとアブラムシや根を荒らす幼虫が増えてくるので、水やりの際によく観察しておく必要があります。アブラムシが増えていたら、手で取り除くか水で流して駆除しましょう。



落ち葉拾いをこまめに行い、清潔な環境を整えることが大切です。
今回ご紹介したお手入れ方法は、決して難しくありませんので、ぜひやってみてください。この秋にどれだけお手入れをしたかで、来年の春の楽しみが変わってくると思います。
 


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