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【おうちのお片付け】ママが寝込んだら家はどうなる?

-住まい-  
20.02.21
インフルエンザが流行しているこの時期、子どもはもちろん大人も体調をくずしやすいですよね。
インフルエンザにはならなくてもママだって風邪をひきますし、体調を崩して寝込むこともあります。



 

そんなとき、家事が回らなくて家の中がめちゃくちゃに…なんてことありませんか?

ママの具合が悪くなっても家族で家事が回せることはとても大切です。

そこで、家事を家族みんなで回すちょっとの工夫を我が家の例で2つご紹介します。

【その1】 ラベリングで家族に「○○はどこ?」って言わせない


お片づけのお悩みでよく聞く、
「家族に〇〇どこ?って聞かれるんです。こっちは具合悪くて寝ているのに…」
 おっしゃる通りですね。
では聞かれないようにこちらから先に教えてあげましょう!


 

テプラなんかなくても大丈夫。
マスキングテープとマジックペンでどんどん書いて貼っていくだけ。
この少しの準備で、毎日のストレスが確実に減ります。



【その2】 家電にはボタンを押す順番をつける

我が家にある手放せない家電は食洗機と乾燥機付洗濯機。
でも、せっかくボタン押すだけでお皿や洋服を洗ってくれるのに、家族が使い方を知らないだけで、私しか使えないのはもったいない。

我が家の(当時)3歳11ヶ月の息子でも操作がわかる方法はないものか…と考えて思いつきました。

『ボタンに順番に数字を書く(または貼る)』


 

①→②の順にボタンを押せば、あとは機械が全部やってくれます。
最近は入れるだけのジェルボール型の洗剤もありますから、量る手間もなく、子どもでも簡単にお手伝いできます。

上の2つの例に共通すること

それはママだけではなく「家族みんなが知っている」ということ。
そして
「ほんのちょっとの準備」だということ。
小さな工夫を家の中に仕込んでおくと、ピンチの時にも家族みんなで家事を回して乗り切れます。

 

- おしえてくれたひと -

 


整理収納アドバイザー1級 森本 智子先生

*千葉市在住。夫・幼稚園年長(長男)の3人家族。
出産前は千葉から都内まで片道1時間20分かけて通勤。産休・育休を経て職場復帰するも、もともと家の片付けが苦手だった上に職場でのストレス、通勤のストレス、育児のストレスで家の中はめちゃくちゃになり、あえなく仕事を退職することに。
しかしこのままではまた仕事を再開した場合も同じことになってしまうと、一念発起し整理収納アドバイザー1級を取得。自身の過去の経験を生かして、育休中にお家を整えて職場復帰後の生活をスムーズにすることを提唱する、育休ママのためのお片づけ講座や収納相談を千葉市を中心に開催している。

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