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身の回りに潜む、火災の原因

-住まい-  
21.02.26
 
冬は火災が起きやすい時期です。
平成30年の火災状況を四季別にみると、冬から春にかけての出火件数が、総出火件数の56.4%を占めているそうです。
  

なぜ冬に火災が多くなるのでしょうか。

冬は、湿度が低くなり乾燥することで、水分が少なくなります。
これにより火がつきやすく、燃え広がりやすい環境に。
ちょっとした火の気が、火災を引き起こす要因になってしまいます。

 
乾燥する冬は、火の扱いに注意が必要ですね。

コンロやストーブなど、火を使う製品はもちろん、配線やコンセントなども火災の原因となります。

今回は、冬に多く発生する火災の原因についてお届けします。

暖房器具
コンセント、プラグ

・暖房器具
寒くなると暖房器具を使う頻度も多くなりますよね。

そこで注意したいのが、電気ストーブです。


石油ストーブとは違い、火を使うことはありませんが、電気ストーブが原因の火災は多く発生しています。

燃えやすいものが近くにある状況で、電気ストーブを使う方は多いそう。
しかし、電気ストーブの近くに燃えやすいものを置くことは、発火する恐れがあるため、危険です。
 

 
電気ストーブを、カーテンや布団の近くに置き引火したり、電気ストーブの上で干していた洗濯物が落下して発火するなど、
火災の要因は身の回りにたくさん潜んでいます。


外出時や就寝時は電源を切り、電気ストーブ付近にものを置かないなど、火災対策をしていきましょう。

 
・コンセント、プラグ

トラッキング現象をご存知でしょうか。


長い間さしたままになっているコンセントと電源プラグの隙間には、ホコリがたまっていきます。
たまったホコリと空気中の湿度が加わることで、火花放電が繰り返され発火する現象を「トラッキング現象」といいます。

発火の程度により、コンセント周りが焦げたり、最悪の場合火災を引き起こします。
 

 
洗面所やキッチンなど、湿気が多い場所で使用していたり、冷蔵庫やテレビ、洗濯機の裏側などホコリがたまりやすい場所では、トラッキング現象が起こりやすくなります。

トラッキング現象を起こさないためにも、定期的にプラグを抜き、乾いた布でホコリを取り除きましょう。

火気を使わないコンセントや配線からの出火は、冬だけに関わらず1年を通していつでも起こりうる可能性があります。

火災を引き起こさないよう、こまめにチェックし、日頃からお手入れすることが大切です。
 

いかがでしたでしょうか。

冬は、乾燥により火災が発生しやすくなる環境です。
ちょっとした火の気が、すぐに燃え広がり火災を発生させる危険性があります。

日常の生活の中に、発火要因はたくさん潜んでいます。
大切なお家を守るためにも、日頃から意識し、気をつけていきましょう。
<スタッフ東谷>

 
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