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【収納】子どもにまつわる収納術「おもちゃ・作品・お手紙」

-育児-  -収納-  -住まい-  
21.10.22
子どもの成長と共に増えるのが「持ち物」
おもちゃはもちろんのこと、持ち帰ってきた作品や園・学校からのお手紙など、あっという間に家の中がモノだらけ・・・ということありますよね。

でも大丈夫!
簡単なポイントを意識するだけでスッキリ収納スペースに収めることが可能です。

今回は子どもにまつわる収納のちょっとしたヒントをご紹介します。


◆細かいおもちゃは薄型引き出しで
子どもが3歳頃になると増えてくるのが細かいおもちゃ。
電車やミニカー、お人形や折り紙・シールなど大きな箱にざっくり収納すると迷子になってしまうものが多いですよね。

そこでおすすめなのが薄型の引き出し式収納。
本来は書類や文房具を収納するイメージですが、あえておもちゃの収納に使います。
 

「1つの引き出しに1ジャンル」とルールを決めればどんどんおもちゃを入れても中で迷子になることはありません。
引出しが軽く、丸ごと外れるのも大きな魅力。
遊ぶ場所に引き出しごと持っていって遊べます。

 

また大事なのが絵や写真の「ラベリング」
どこに何を戻すかわからなかったら片づけはできません。
文字が読めないうちは絵や写真も使ってわかりやすくしましょう。
子どもも進んでお片づけしてくれますよ。


◆持ち帰った作品は「飾る」→「しまう」
こどもは創造力のかたまり。
小さな手から色々なものを生み出してくれます。
まずは園や学校から持ち帰った作品を家の中で飾って、家族みんなで鑑賞しましょう。
 
 
原則として飾るものは1つ。
そして次の新しいものがやってきたタイミングでその作品をどうするか「子ども自身」に判断してもらいます。
我が家では布製の軽い収納ケースを使って作品を保管。
 
 
残したいモノはこちらに入れていきます。
こちらのケースも限りがありますので、入りきらなくなってきた時は、再び「子ども自身」に残す・残さないを判断してもらいます。

大切なポイントは「自分」で判断させること。
大人が思うよりも子どもは自分の中に軸を持っていて、残す・残さないをすんなり判断できることが多いです。

どれも大事で手放したくない!となる場合は、作品と一緒に写真を撮ってデジタルで残すという方法も。
また撮った写真を送って1枚のアートポスターにしてくれるオシャレなサービスもあります。
これならいつまでも大切な思い出として残しておけますね。


◆園・学校のお手紙はクリップファイルで
子どものモノでも親が管理しなければならないのが園や学校からの「お手紙」
収納場所を決めないといざ情報が欲しい時に「アレ?どこいったかな?」と探すことに。

子どもが持ち帰ってくるお手紙は2冊のクリップファイルで収納しましょう。
 
 
1冊は1年を通して保管しておくもの(例えば、年間予定)
もう1冊は月やイベントごとのお知らせ(月間予定、給食の献立、遠足や運動会などのイベントのお知らせなど)
分けておくことで必要な情報がすぐに取り出せます。
「はさむ」という1アクションのみで終わるので、片づけのハードルがグッと下がります。

年間のファイルは年度末に、月間のファイルは月末に見直して不要なプリントは処分することをお忘れなく。
クリップファイルはファイルケースなどに立てて保管すると場所をとらずにおススメです。


子どもの時だからこそ身につけやすいお片づけの習慣や要・不要の判断。
大人が少し工夫してあげることで生活習慣の一部としてすんなり浸透させることができます。
親子で一緒に収納の仕組みを整えて、居心地のよいおうちをキープしましょう。



ー おしえてくれたひと ー
 
森本智子先生

整理収納アドバイザー
インテリアコーディネーター

復職後も慌てない!育休ママ向けお片づけ講座【千葉市 整理収納アドバイザー】 (ameblo.jp)
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