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クロスのお手入れ方法

-住まい-  -季節のお手入れ-  
22.02.18
壁紙は貼るだけでさまざまな空間を演出できます。
使用状況にもよりますが、当社では日頃からメンテナンスを行いながら、10年を目安に張り替えを行うことを推奨しています。

■クロスのお手入れ方法
・ビニルクロス
壁の電源スイッチまわりなどの汚れは、中性洗剤で軽く水拭きし、汚れが取れたら固くしぼったタオルできれいに拭き取ります。
タバコのヤニなどのしつこい汚れはアンモニアを5%程度、これに消毒用アルコールを2〜3%入れるとより効果的に落とせます。
ただし油性マジック、クレヨンなどの油性の汚れは落とせないので、壁紙を張り替えることになります。

張り替えの際は、汚れがつきやすい場所には「フィルム汚れ防止」「スーパー耐久性」などをおすすめします。
これらの壁紙は表面のフィルム加工により汚れが浸透しにくく、油性マジックやクレヨンなどの頑固な汚れも消毒用アルコールなどで落とすことができます。


・紙壁紙
撥水加工してあるものもありますが、水滴をはじき、汚れの浸透を軽減するものであるため、長時間にわたって付着した汚れを取ることはできません。
またシミのもとになるので水拭きはしないようにしましょう。
手アカなどの汚れは消しゴムでこすると落とすことができます。
ただし油性マジック、クレヨンなどの油性の汚れは落とすことができません。

・珪藻土、じゅらく*の場合(*天然素材の珪藻土や鉱石を使用した壁紙)


一般的な紙壁紙より強度は高いですが、水拭きはせず、かたく絞ったタオルで汚れを叩くようにして汚れを落とします。
洗剤もシミの原因になるので使用しないようにしましょう。
ただし油性マジック、クレヨンなどの油性の汚れは落とすことができません。

■はがれてきた壁紙のメンテナンス
部分的にはがれている場合は、ゴミやホコリを取り除き壁紙の裏に文房具用ののりや木工ボンドをはみ出さないように塗り、強く押し付けしっかりと接着させます。
時間経過により壁紙が硬化している場合は部分的な補修では対応できないため張り替えをおすすめしております。
ぜひ弊社へご相談ください。

■カビについて
カビは見た目だけの問題ではなく、アレルギーや喘息などの病気の原因にもなるため注意が必要です。
壁紙はほとんどの商品に防カビ性がありますが、壁紙だけでカビの発生を抑えることはできません。

・カビを防ぐ
カビは水分と養分があれば発生します。
水のかかりやすい場所や、結露の発生しやすい場所ではできるだけ換気を行い、湿度の調節をしましょう。

・カビが発生したら
カビが表面で発生しているだけの場合、早めに消毒用アルコールで拭き取ることが効果的です。
アルコールは殺菌力だけでなく、浸透性ももっているので内部の菌に効力を発揮します。
(壁紙の種類によっては表面が破損する場合があります。目立たないところで試しましょう。)

大量に発生してしまった場合は、壁紙だけでなく下地にまでカビが入り込んでいることも考えられます。
その場合は弊社までご相談ください。


■結露について
結露や湿気は、壁紙にシミができたり、はがれやカビの原因になります。
暖房器具などから発生する水蒸気が外へ流れるよう、日頃から換気を心がけましょう。
また、浴室や料理時は換気扇を利用し、湿気を溜め込まないような工夫が大切です。
関連記事:結露で悩んでいませんか?結露を減らせるちょっとした工夫

冬場での加湿器使用後は、通常より結露が発生しやすくなります。
換気や除湿を意識して行うようにしましょう。

結露が発生しやすい場所には通気性もある通気性壁紙などと、石膏ボードのような吸放湿性のある下地を組み合わせることで、結露が発生しにくくなります。


フレスコオーナーズサイトでも、クロスのメンテナンス方法をわかりやすく説明しています♪
はがれたとき、隙間が空いたときなど不具合別にお手入れ方法を掲載しています。
ぜひ参考にしてみてください^^
>>メンテナンスページはこちら





 
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<スタッフ東谷、小川>
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