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一目でわかる使いやすいクローゼット収納のコツ

22.04.25
衣類を収納する場所の代表である「クローゼット」。大きいモノから小さいモノまで何でも入れられる便利なスペースです。反面、収納力がありすぎるのでどこに何をしまったか見失ってしまうこともしばしば。今回は大きな空間を効率よく使うためのちょっとしたコツをお伝えします。

●使いやすい場所によく使うモノを
 
 

 一般的にクローゼットは上・中・下のスペースに分けられます。上段は枕棚、中段はハンガーパイプのあたり、下段は一番下の何もない空間です。実は人間は自分の目線の高さから下におろした手先の高さまでが一番使いやすく、収納のゴールデンゾーンと呼ばれています。この中で一番使いやすい「中」の場所(=ゴールデンゾーン)に使う頻度が高いモノを収納するのがコツ。基本的にはその季節の普段着をハンガーに吊るして収納するのがオススメです。洗濯したものをそのままハンガーで干して、乾いてからしまうという家事動線を作ると、畳む手間が省けて家事の時短にもつながります。
 

また市販されているブランコハンガーを使うとこのゴールデンゾーンの収納量が簡単にアップ。通常のハンガーパイプにひっかけるだけで使い方も簡単なので、ぜひ試してみてください。ハンガーに吊るすと形崩れの心配があるものは吊り下げ収納を使って畳んでしまいましょう。
 次に使いやすい場所はかがんでモノを取れる場所である「下」。こちらには引出しタイプの衣装ケースがオススメ。引出すと上から全て見えるため、死角がなくなり、クローゼットの奥行を余すところなく使えます。ただしコの字型やⅡ型のウォークインクローゼットの場合は両側に引き出しの衣装ケースを置くと、向かい合った引出しを引いた場合、干渉する恐れがあるので奥行を慎重に選びましょう。
 

 
最近では中身が見えないホワイト色のケースも販売されており、収納用品の色を統一するとスッキリとした印象のクローゼットを作ることができます。
 最後の「上」の部分は踏み台などに乗らないと手が届きづらいため、使う頻度が低いものを収納しましょう。たとえば今のシーズンだと冬物のダウンやセーター、マフラー、手袋などの小物類などがピッタリです。この時に気をつけたいポイントが1点。しまいこむと何を入れたか後からわからなくなることがあります。そんな時は、ラベルをつけるか中身の見える収納用品を使うと、何が入っているか一目でわかりますよ。
 

 
また上部にはなるべく軽いモノを乗せると万が一の災害時にもケガなどをする恐れもなく安心です。

●防虫・防湿対策も忘れずに

防虫対策には防虫剤が効果的ですが、衣類を詰め込み過ぎると薬剤が行きわたらず、効果が十分に発揮できない場合も。適度なすき間ができるように収納の量を調節しましょう。また日本では古くからくすのきが天然の防虫剤として使われてきました。自然素材で虫食いを防ぎたい場合は、ハンガーをクスノキの素材のものに変えるだけで、簡単に防虫対策ができます。また衣類や小物の大敵である「湿度」。たまった湿度は窓をあけて換気をするか、サーキュレーターや扇風機を使って空気の循環をよくすることで、大切な洋服守ることができます。

普段、何気なく使っているクローゼットも衣類や小物の使用頻度によって収納場所を入れ替えるだけで、驚くほど使いやすくなることがあります。便利なグッズを取り入れて収納量を増やし、一目でどこに何が入っているかわかる使いやすいクローゼットを目指してみましょう。



ー おしえてくれたひと ー
 
森本智子先生

整理収納アドバイザー
インテリアコーディネーター

復職後も慌てない!育休ママ向けお片づけ講座【千葉市 整理収納アドバイザー】 (ameblo.jp)
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