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育児本よりも、赤ちゃんのペースに合わせましょう

-育児-  -食べ物-  
18.06.14
子育ては、もちろん楽しいことがいっぱい。
自分の命をかけて生まれた、可愛い我が子。
少しの成長が、すごく嬉しかったり、逆にちょっとした変化がすごく不安だったり。

特に、初めての子育てはわからないことだらけ。
つねにお母さんは不安と一緒にいることでしょう。


そんなお母さんの不安を少し拭えるように、今日は離乳食についてのおはなし。






意外と大変な、離乳食づくり

かわいい赤ちゃんが生まれて、昼夜問わずの授乳と、おむつ交換の生活に少し慣れてきた頃に、赤ちゃんの離乳食が始まります。
ママの離乳食作りは、様々な面で大変です。
最初はどんな物を食べさせたら良いのか、味付けはどれくらいにするのかなど、わからないことだらけですよね。







お子さんに合わせて、ゆっくりでも大丈夫。

私も栄養士でありながら、離乳食のことは知識が薄かったので、育児本を参考にしていました。
しかし、実際はそうではありませんでした。


一人目はあまり離乳食を食べてくれず、毎日どうして食べてくれないのだろうとイライラしていました。
後になって、赤ちゃんが食べやすい離乳食を作っていなかったのだと、離乳食インストラクターになって初めて気がつきました。



お子さんがあまり離乳食を食べてくれないというお悩みを抱えているママがいらっしゃると思います。
今まで乳汁を飲んでいた赤ちゃんが、5ヶ月を過ぎると離乳食を食べる練習が始まります。
味も形状も違う食べ物を与えられると、戸惑いすぐに口から出してしまったり、消化不良で戻してしまうこともあります。
だからこそ、赤ちゃんの身体機能に合わせた離乳食作りが大切になります。








始めは10倍かゆをすりつぶして、ポタージュ状にしたものから食べさせ、慣れたら軟らかく茹でて裏ごしをしたお野菜を与えます。
野菜の皮や種、繊維となる部分は、茹でたり裏ごしをするなどして取り除きます。
赤ちゃんの食べるペースに合わせていきます。








離乳食を食べない理由の中に食事に興味がないお子さんもいます。
そんなときは、リクライニングできるイスなどに座らせてあげて、パパとママが食事をしている姿を見せて、食事の時間を共有することで興味が湧いてくると思います。

食事時間は楽しく、ママとパパが「おいしいよ」と笑顔で食べさせることが、赤ちゃんにとっての一番の食欲の源になります。
ママの心と身体が良い状態で継続出来るように、ほどよく息抜きをしながら子育てをしてみてくださいね。





 

- おしえてくれたひと -
離乳食インストラクター、栄養士
きむら ともえ
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千葉県内で離乳食インストラクター、栄養士として、子育て中のお母さん向けに離乳食教室を開催しています。
離乳食インストラクター協会の認定を受けて、他ではなかなか体験できない和の離乳食作りの実習や試食もできます。
子育てについてのご相談にものりながら、アットホームな教室を心がけています。


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