columncolumn

病気になったときの離乳食と、赤ちゃんのお世話

-育児-  -食べ物-  
18.10.18
夏のうだる暑さから解放されて、食欲の秋、行楽の秋シーズンですね。


でも、この時期は空気が乾燥していて、ウイルスが活発になり、風邪やインフルエンザになりやすい時期です。
赤ちゃんの場合、重症化すると重大な症状へと発展しかねません。
風邪症状から中耳炎などの様々な感染症を併発してしまうことも。
まずは、熱が出たり、咳や鼻水などの症状が出始めたら病院へ行くことをおすすめします。


私自身、娘が2歳くらいの時に、風邪を引いて鼻水が出るだけで、熱があまり出なかったので様子を見ていたら「耳が痛い」と泣き始め、慌てて病院に行ったら中耳炎にかかっていて、切開することになってしまいました。
その後も数日おきに通院しなければならず、娘も私も大変な思いをしました。
子どもの病状を見て、適切なときに病院で診てもらうことの大切さを知りました。







では、病気になったとき、赤ちゃんの食事はどうしたらよいのでしょうか。
1歳半までの離乳食時期は、基本的に一段階前の時期の状態に戻します。
例えば、離乳食中期の赤ちゃんは離乳食初期の食事形態に戻すということです。
離乳食初期の赤ちゃんは、食欲がないようであれば母乳または育児用ミルクだけで大丈夫です。
病気の時は、新しい食材を試すのは避けましょう。
なぜなら、食物アレルギーが出たときに病気の症状なのか、食物アレルギーの症状なのかわかりにくくなるからです。


また、食欲がなければ無理に食事を与えなくても大丈夫です。
発熱したときは脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給とビタミンを多く含む果物などで栄養を与えてあげて下さい。


咳がひどいときは、喉が炎症していたりするので、とろみ付けをしたりして、なめらかでのどごしの良い、温かいメニューを心がけましょう。
酸味や塩分濃度が濃いと咳が出やすくなります。
また、嘔吐してしまったときは、1~2時間は食べさせないようにし、吐き気が治まったら水分から少しずつ与えていきます。
水分はベビー用のイオン水も良いでしょう。
いずれの症状の場合も、消化が良く赤ちゃんが食べやすいメニューを心がけましょう。










 



- おしえてくれたひと -

離乳食インストラクター、栄養士、料理研究家

きむらともえ



↑ブログはこちらをクリック!

千葉県内で離乳食インストラクター、栄養士、料理研究家として、子育て中のお母さん向けに離乳食教室を開催しています。

離乳食インストラクター協会の認定を受けて、他ではなかなか体験できない和の離乳食作りの実習や試食もできます。
子育てについてのご相談にものりながら、アットホームな教室を心がけています。

2児の母。趣味は、プランター植物栽培。子供のおもしろ動画撮影も楽しんでいます。




12月20日(木) きむらさんが講師の赤ちゃんクリスマスレシピ講座を開催予定。参加者募集中!
詳しくはこちら
コラム一覧に戻る