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火災報知器の交換時期って?

-住まい-  -季節のお手入れ-  
22.02.18
1年中起こりうる火災ですが、冬は1年を通して火災が最も発生する季節です。

冬に火災が起きやすい原因は、空気の乾燥によるもの。
火がつきやすく、燃え広がりやすくなります。
 

乾燥に加え、ヒーターなどの暖房器具を使う頻度が高くなることも原因の1つです。
ヒーター等の暖房器具は使い方を間違えると、火災の原因に。
ちょっとした発火が、乾燥によりあっという間に燃え広がるなど、さまざまな要因が重なる冬は、火災の発生率も高くなります。

関連記事:身の回りに潜む、火災の原因


火災発生時の対策として、消火器の使用方法や期限の確認など、消火器についてはよく案内があるかと思います。
消火器も大切ですが、火災発生時には火災報知器も同じくらい大切です。

今回は、火災が発生したときに重要な役割を果たす火災報知器についてお届けします。

■火災報知器の役割って??
火災は焦げ臭さを感じたり、発火を確認したときなど臭いや視覚で気づくことが多いと思います。
しかし、寝ているときや火災発生の部屋から少し離れているときは、火災に気づくのが遅れてしまいます。
住宅火災において、死因の多くは逃げ遅れともいわれています。

そこで火災発生をいち早く知らせてくれるのが火災報知器です。
火災報知器は、煙を感知し音や音声などで警報を発し、火災の発生を知らせてくれます。

■お手入れは必要??
火災報知器はホコリがたまると誤作動を起こす可能性があります。
そのため定期的なお手入れが必要です。
また、正常に作動するか点検も行うようにしましょう。
 

お手入れや点検方法は、機種やメーカーによって異なるため取扱説明書を確認しましょう。

【お手入れ時の注意】
①ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は使用しない
②水洗いは絶対しない
③煙の流入口は火災を感知するのに重要な部分となるため、ふさいだり傷つけたりしない

高いところでの作業になるので、落下などに注意して安全に行うようにしましょう。

■交換時期はあるの?
設置から約10年目が交換の目安です。
古くなると、内臓電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しなくなる可能性があるためとても危険です。
電池だけの交換もできますが、10年を過ぎると本体の劣化も考えられますので交換することをおすすめします。

本体に設置した年月が記載されています。
※機種やメーカーによって記載場所は異なります。

交換方法は、お使いのメーカーを確認し、取扱説明書に沿って行うようにしましょう。


火災報知器は、火災を知らせてくれる重要な設備です。
日頃から火災が発生しないよう注意することはもちろん、万が一火災が発生してしまったときに備え定期的にお手入れや点検を行うようにしましょう。

いつ起こるかわからない火災ですが、火災が多い冬だからそこ今一度火災報知器を確認してみてはいかがでしょうか。





 
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