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描くことは本能なのではないだろうか?

-育児-  -学び-  
18.08.20
皆さん、子どもの頃、お絵描きは好きでしたか?
さて、今は…?









私は11年半、子ども向けの美術館に勤め、沢山の親子さんと美術を通して触れ合ってきました。
お子様が集中して取り組む姿は、見ていてとても微笑ましいものでした。



結婚・出産で退職し、子どもが1歳になったのを機に、活動を再開。
はじめは子どもを背負い、地域のイベントに出店していました。

現在は親子参加のコースを中心に、3歳から大人の方まで、通っていただける教室を開講。

生徒さんの親御さんがおっしゃるには、
「子どもは絵を描くのが好きだけど、自分ではどう教えたら良いのかわからない…」
とのこと。




さて、親御さん方はいつから絵を描くことに苦手意識を持つようになられたのか?

そこには共通の理由がありました。




絵を描いたときに良い思い出が無い!

「絵の具に水をつけすぎている」
「もっと大きく描きなさい」
「カラフルに描きなさい」…。


とても苦い経験だったと思います。

絵を描いている最中にあれこれと口を挟まれればやる気を失ってしまいますね。

私は娘には絵を特別に教えたつもりはありません。

ただ、一緒に絵を描いて見せたり、「可愛いね!面白いね、今度は自分の顔を描いて見せて!」と、声掛けしたりするだけです。

4歳になった今、時間があれば絵を描き、塗り絵をし、私に見せてくれます。

それが私と娘の共通の「好き」になったのです。

美術は沢山の表現方法があります。
私は教室の生徒さんの年齢や個性に寄り添いながら、色々な方法の提案をしているのです。









家庭での美術

絵本を見せてあげたり、安全なクレヨンを持たせてみたり、美術を「親子共通の楽しい時間」としてお子様の思い出に刻んでいただきたいなぁ、と思います。

そして、出来ればお家に作品を飾ってあげて、楽しかった時間を、家族皆で共有してみてはいかがでしょうか。





 

 


- おしえてくれたひと -

美術・造形教室アトリエ・noLisun

竹脇典子

↑ホームページはこちらをクリック!


・稲毛区「美術・造形教室アトリエ・noLisun」代表。
・親子を中心に、美術の楽しさを伝える教室を運営中。
・1児の母。「ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館」アトリエ運営スタッフとして、11年半勤務。
・イベント多数企画・開催し、カフェ等でハンドメイドアクセサリー販売中。
・各種ワークショップ、似顔絵、フェイスペイントを中心にイベント出店多数。

10月25日(木) 竹脇さんが講師のハロウィンパーティを開催予定。参加者募集中!
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