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私のおすすめ〜カード・ドレッジ・スケッパー〜

-食べ物-  
18.08.27


カード・ドレッジ・スケッパー。

お菓子やパン作りをする方はすでに使用したり、見かけた事があると思います。

これは、おかし作りだけでなく私が日常的に使っているアイテムです。




私の専門学校時代の授業では「カード」と呼ばれていたのでこの類はカードという呼び方をしているのですが、ドレッジやスケッパーなど呼び方は様々です。
大きさはだいたい手のひらサイズ。
素材はポリエチレンで耐熱温度は
80℃のものが多いです。
金額は
1200300円台くらいと手頃で、製菓専門店には必ず置いてあります。
専門店だけでなく、
100均でも見かけた事も。
私はサイズ違いや硬さの違うもの数枚を使用用途によって使い分けています。






山型の部分はこの丸みがボールにちょうどフィットします。
お菓子作りの時の粉合わせ、ボールから生地取り出す時もキレイに取り出せます。

菓子店で働いていた時は、カードを手に持ち大きなボールに腕を突っ込んでグルグルと混ぜる時にも使用していました。
また、私はよくチョコレートを作るのですが、ボールやゴムベラについたチョコレートを取るときにはかかせません。





絞り袋に残ったクリーム、あと少し残っているんだけど・・・とそのまま捨ててしまったりしませんか?
最後にカードで絞り袋の上からしごいてあげると余すことなく絞り出す事が出来ます。


他にも、パウチに入ったソース類も無駄なく、それはキレイに出せます。
シャンプーやコンディショナーの詰め替え時、全部入れてから最後にしごけば1プッシュ分、いや2プッシュ分?は集められます。

こういうのって少し得したようなちょっと嬉しい瞬間だったりします。笑

これは、にんにくやしょうがのチューブ、あと歯磨きのチューブも同様です。





面の部分に適度な硬さがあるカードだと、バターやクリームチーズを練って柔らかくして混ぜやすく出来ます。
平面はサツマイモやカボチャなどの裏ごしをする時の木べら代わりにも。
バターやお塩を少し計量したい時にはお皿替わりに量りに乗せます。

ほんの少しフルーツや薬味をカットしたい時はちょっとしたまな板代わりにも。



底面部分はパン生地をカットしたり、お菓子の生地を天板に薄くのしたりします。
またカットしたお野菜を鍋へ移す時は、包丁と手でガッと入れると取りこぼしがあるのですが、カードを使用すると余す事なくキレイに入れられます。
私はお豆腐を手のひらでカットするタイプなのですが、まな板でカットした場合はシュッとすくってサッとお鍋へ。


とにかく、日頃の小さなモヤっとが解消できます。






調理中だけでなく、お掃除にも大活躍。
カレーやシチューなどの鍋を洗う前に、こびりつきをこそげ取ってあげると、食器洗いスポンジの汚れを最小限に抑えられます。
また、傷をつける事なく、作業台についた生地も取れます。








このシンプルな形状で生地を混ぜたり、カットしたり伸ばしたり、集めたり、削り取ったりと何役も果たしてくれる優れもの。
薄くて収納に場所を取りません。色々な意味でもエコです。

こうやってまとめてみると、本当に優れモノだなと改めて思いました。
もっと他にも便利な使い道が出てきそうです。



ぜひ、キッチン道具に取り入れてみてはいかがでしょうか。
 


 

- おしえてくれたひと -
加藤 藍さん



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