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自己肯定感を高める「スクラップブッキング」のすすめ

-育児-  
18.12.06

「スクラップブッキング」は、大切な写真を、ステッカーやタグ、お花やリボンなど、
様々な飾りを使って飾り付けるアメリカ発祥のペーパークラフトです。


写真にまつわるタイトルや、ジャーナルと呼ばれるコメントに、場所や日付、
その時の気持ちなどを書き込むことで、より素敵に、鮮明に、思い出を残すことができます。


写真を劣化させる「酸」を含まない「アシッドフリー」の紙や飾り、
のりなどの道具を使ってアルバムのページを作ることで長期保存が可能になり
何年経っても、アルバムを開けば、そのときのあたたかい記憶が色褪せることなく鮮やかに蘇ります。






アメリカでその存在に出会い、帰国し結婚・出産後に友人から教わったスクラップブッキングを楽しむことは、
当時、2歳差の幼い子どもたちの育児に追われる私にとって、子どもたちが眠りについた後の癒しの時間となりました。
その日がどんなに大変な一日だったとしても、かわいい写真を眺めて、自分の“好き”を散りばめたアルバムの1ページを作ることで、
負の感情がリセットされ、また明日もがんばろう!と思えたものです。






また、最近よく耳にする「自己肯定感」という言葉。

子どもたちの「自分は大切な存在だ」「自分は価値のある存在なんだ」という感情。
スクラップブッキングにもその「自己肯定感」を高める効果があると言われています。


作ったページを子どもたちに見せるととてもうれしそうにしています。
“確かに愛されている”ことを確認できたような、満足で幸せそうな顔で見てくれるので、
子ども部屋に飾ったり、インテリアにも取り入れていつでも目に入るようにしています。







 

私は、今、思春期に片足を突っ込んでいる息子にそのうち「クソばばあ」と言われたときや(笑)
娘が結婚していつか家を出る門出の日に、愛情と思い出がぎっしり詰まったアルバムを、そっと渡そうと密かに企てています。
この先、壁にぶつかることも、挫折することもあるでしょう。
そんなとき、少しでも心の拠り所となりますようにと願いを込めて。


 
パソコンやスマホに入りっぱなしで眠っているたくさんの大切な写真を、全部じゃなくていいんです!
これこそは!というお気に入りの一枚から、ぜひ現像してスクラップブッキングを始めてみませんか?






 


- おしえてくれたひと -

Atelier*S
伸子(かど しんこ)






千葉市の自宅教室でスクラップブッキングとロゼットのクラスを開講、ワークショップ、イベント出店、委託販売をしています。
また、バースデープランナーとして、ホームパーティーの出張デコレーション、イベントのフォトブース制作も行っています。

・サクラクレパス メモラビリアート認定 スクラップブッキング講師
・一般社団法人 日本バースデープランナー協会 上級バースデープランナー
UN-DECORロゼット講師


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