Frescoブログいえ日和

新築の人も賃貸の人も♪カーテンで始める部屋づくり。

 

サムネイル
まずは、先週に引き続き、リニューアルしたショールームをご紹介
 

入って右側にキッチン・ダイニング・リビング(LDK)があります。
写真はリビングからキッチンまでを撮った図

新築のお宅をイメージしていただけるように設置しています。
コミュニケーションも取りやすく、配膳・片付けもしやすいキッチンとダイニングの位置。
インテリアに至るまで、参考になることがあると思います。
お気軽にいらしてみてくださいね。

6月に入ったタイミングでリニューアルイベントを行いますので、新築をお考えの方も、リフォームをしてみようかなと思っている方も、今はまだ予定のない方も皆様お誘い合わせのうえいらしてください。

LDKだけではなく、水回りなどお家のいろいろなシーンを再現していますので、きっとご覧になったらお家を模様替えしたくなりますよ


さて、模様替えといえば。

床や壁、家具などを変えるのは結構な負担です。
お金も労力も。
しかし、カーテンならどうでしょう。

意外にもお部屋のインテリアにも影響力のあるカーテン。

柄を大きいものにすると部屋のアクセントになりますし、部屋の色と合わせることで部屋が広く感じられるようになります。
また、ストライプ(たてじま模様)は縦のラインを強調するので、天井を高く見せたい場合に効果的

陽射しの調整や視線カット、インテリアの雰囲気に合わせた色など、目的によりカーテンを自由に選ぶことができます。
そこで今回は、カーテン選び方を機能面、カラーコーディネートやカーテンを取り付ける際の部材や採寸方法など5つのポイントに分けてご紹介いたします
 
目次
ポイント1  カーテンの役割とおすすめの選び方
ポイント2  カーテンのカラーコーディネートの基本を知ろう
ポイント3  カーテンを使ってインテリアを効果的に演出する方法
ポイント4  カーテンレール&フックの種類と用途について知っておこう
ポイント5  カーテンの採寸方法を知っておこう
 

ポイント1
カーテンの役割とおすすめの選び方 

 
引っ越しをしたらまずはカーテン。
「そもそも、なぜカーテンをつけるのか?」そんな疑問をお持ちの方へ…

カーテンには
1)室内に注ぐ自然光の調整
2)内外からの視線
3)冷暖の省エネ効果
4)防音効果
5)インテリアを演出するデザイン効果
などの役割があります。
 
1)自然光の調節

室内の自然光の量を調整したり、直射日光や強すぎる日差しのカット、日中の外からの光を遮断など、日中の光をカーテンによって調整したり、日中の光を遮断して、室内を暗くしビデオ鑑賞をしたり、眠る時には室内を夜と同等の明るさにできるカーテンの存在が欠かせません。


遮光しているカーテンの例写真
 

2)視線

【室外から】プライバシーの保護と防犯(住宅密集地・道路に面した部屋など)
【部屋内から】見たくない外の景色を隠す

カーテンといえば、外からの視線を遮ることばかりに気をとられがちですが、室内から見える景色を隠すのにも大きな役割を果たしています。
例えば、道路に面し接近した部屋で、道路を通行する人影を視界から遮りたい場合にもカーテンは欠かせません。

カーテンがないと部屋内が外から丸見え状態の例

3)省エネ効果

外部に面した窓と部屋内にカーテンを1枚挟むことで暑さや寒さを緩和します。

4)防音効果

外部に面した窓と部屋内にカーテンを1枚挟むことで音を吸収します。

5)デザイン性

カーテンの種類や色柄の選定によって、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
「インテリアに飽きた。」と思ったら、壁紙や家具などの模様替えをしなくとも、カーテンの色を思い切って変えてしまう方法もあります。
 
お勧めのカーテンの選び方

①カーテンの丈
冬に窓まわりの冷気が気になる場合は、天井から床までのカーテンを吊り下げ、窓をすっぽりと覆ってしまいます。


床から天井までカーテンを吊り下げた例
 
ただし、腰窓の下に家具を置く場合は、家具にカーテンがかからない長さになるように注意しましょう。

②カーテンの種類を選ぶ
カーテンの種類を選ぶ時は、外からの視線が気になる道路側ならしっかりとした厚手、外からの視線が気にならない部屋には薄手といったように、カーテンを取り付ける部屋や目的を整理しておきましょう。
 

ポイント2
カーテンのカラーコーディネートの基本を知ろう

カーテンの色を決める時は、カーテンをメインカラーにするのかアクセントカラーにするのかを考えます。

1)カーテンをメインカラーにする場合

カーテンをメインカラーにする場合は、リビングに置くソファ、寝室のベッドカバーなどと色合いを揃えるのが一般的です。
カーテンは面積が広く、部屋の中で占める割合が多いので、色の持つイメージを考えた上でその部屋に合った色を選ぶようにしましょう

ソファ(又はベッド)とカーテンの色を揃えたリビング

2)カーテンをアクセントカラーにする場合

カーテンをアクセントカラーにする場合は、クッションやフロアーに敷くラグなどのインテリア用品をカーテンと同じ色を使うとまとまりのある部屋になります。

 

ポイント3
カーテンを使ってインテリアを効果的に演出する方法

 

1)低い天井を高く見せる方法

低い天井を高く見せるには、天井から床まで鉛直方向を強調するように吊るすと効果的です。
ただし、カーテンの色が暗いと重く狭い印象に、色が鮮やか過ぎると圧迫感が出ることもあるので、部屋の広さとのバランスを考えるようにしましょう。
 
2)落ち着いた雰囲気に

暗い色の場合、カーテンを閉めた夜間、お部屋全体が落ち着いた雰囲気になります。
一方でカーテンが迫りくるような印象になる場合もあります。
 
 
 
3)お部屋を元気に

鮮やかな色のカーテンは、色や柄によってお部屋の良いアクセントになります。
一方で圧迫感を感じる場合もありますので、カーテンの大きさや柄の大きさのバランスに気をつけましょう。

 
4)ナチュラルな雰囲気がお好みの方には

ベージュや薄い色のカーテンならインテリアに馴染みやすくインテリアコーディネートもしやすいでしょう。
 
 
(参考)賢いレースカーテンの選び方

2重付けにするレースカーテンは、「レースカーテンは白」という固定観念を捨ててクリーム色、ベージュ、焦げ茶、薄いプリント入りを選ぶと洗練された雰囲気を演出できます。
カラーを取り入れることも覚えておきましょう。
 
 

ポイント4
カーテンレール&フックの種類と用途について知っておこう


1)カーテンレールの種類

カーテンには機能レール装飾レールがあります。

①機能レール
機能レールは機能性重視でレールが目立たないように取り付けるタイプです。
窓をシンプルに演出したい時にぴったり
賃貸や分譲住宅で最初からカーテンレールが付いているという場合は、このタイプがほとんどです。

 
②装飾レール
装飾レールはデザイン性が高く、それ自体がインテリア装飾となるタイプです。
木製や金属製など素材も形も種類が豊富な装飾レールは、リフォームやリノベーション、新築住宅にぜひつけたいもの。
インテリアの雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。


2)カーテンフックの種類

フックには、AタイプBタイプ、の2種類があります。
カーテンレールを見せる場合はAタイプ、隠す場合はBタイプを使用します。


左がAタイプ 右がBタイプ
 
3)その他の装飾

カーテンの縁を飾るトリムやカーテンを留めるタッセルや房かけなども素敵なカーテンを演出するのに欠かせないアイテムです。
 


 

ポイント5
カーテンの採寸方法を知っておこう

カーテンのサイズを決める時は次の手順で寸法を算出しましょう。

1)幅の算出

カーテンレールの幅(窓の両サイド+10~15cm)×1.03~1.05
  ※窓の両サイド+10~15cmはカーテンのたたみしろ分です。

2)高さの算出

・腰窓の場合
 取り付けたカーテンレールの下端~窓枠の下端までの高さ+15~20cm
  
・掃き出し窓の場合
 カーテンレールの下端~床までの高さより1~2cm短くするのが基本です。
 またレースカーテンもつける場合は外のカーテンよりも短めが基本です。
 上記の寸法から更に1~2cmを引きましょう。
 
<実例紹介>

最後に、当社のお客様の事例を2つだけご紹介します
 

こちらのお宅は、カーテンをアクセントにした例です。
フロアカラーから壁までホワイトのスタイリッシュな空間に仕上げ、大柄のカーテンでアクセントにしています。
柄がモノトーンなので、お部屋のスタイリッシュさをうまく演出しています。


こちらのお宅は、お子様のお部屋を天井のカラーを合わせて、カーテンをお選びになりました。
クロスカラーとコーディネートすると、お部屋全体が華やぎますね。


いかがでしょうか。
カーテンの基本的な機能や選び方を知っておくと、模様替えする時に失敗しなくなると思います。
「既成のカーテンを買ったけと、長さが違った」
「模様替えするつもりで買ったけど、色味が全然合わなかった」
など、後悔することのないように、参考にしてくださいね。
 
もちろん、カーテン以外にも窓の種類によって、また、お部屋の雰囲気によって、ブラインドをお選びになるケースも多くあります。
また次の機会に、実例を交えながらブラインドもご紹介しますね。
お楽しみに