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共働き家族の家づくり!家事・育児の効率を上げる間取りの工夫〜前編〜

 

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今回は、「家事・育児の効率を上げられる間取りの工夫」をテーマにお届けします。
しかしながら、お伝えしたいことがたくさん

一度では、お伝えしきれなかったので、今回は前編としてお伝えします。
また、ブログの文章では伝えきれない部分もたくさんあります。
「それって、どういうこと?」と思った方は、実際の間取りを見るのが一番理解しやすいと思います。
ご興味がありましたら現地へぜひ
 

働き方改革が行われ、男性も女性も働き方が変わってきています。
 
特に女性は、人生のターニングポイントと言える「出産」で、一旦専業主婦になり、子どもにある程度手がかからなくなる小学生時期に非正規雇用(契約社員やパートなど)として働き始める人がほとんどでした。
しかし、今や「育児休暇制度」を活用して、離職することなく子育てと家事と仕事を両立する人が多くなってきています。自分の人生設計を早くから考えている女性や、家族とともに自分自身のライフスタイルも大切にしたい女性が増えてきたのでしょう。
 
 
 
そうなると、「夫婦で家事も子育ても分担」となるかというと、残念ながら社会的な整備が進んでいるわけでもなく、男性の職場環境が大きく変化しているケースがまだ少ないため、特に平日は女性に大きな負担がかかっているのが現実です。

 

「ワンオペ育児」。
ママのワンオペレーター育児のことをこう呼ぶそうです。

平日は、家事も育児も仕事も一人で全てこなす。
いうのは簡単ですが、実際この状況は(している人しかわからないかもしれません)肉体的にも精神的にも辛い毎日です。
家事と育児には休日がありませんから。

 

私は、子どもが小さい時に専業主婦だったのですが、それでも初めての子どもの子育て時期は、家事と育児でてんてこ舞いだったのを記憶しています。
 
なにせ、育児は自分のペースで物事が進められません。
子供のペースに合わせ、寄り添い、やらせるのではなく、自分でできるようにする、自立心を育てるのが育児です。
ですから、初めての子育ての時は、時に悩みながら子育てをしている間に、家事をしていた自分を思い出します。

 

仕事では責任のある業務が任されるということですから、家事と育児の両立に加え、仕事も加え3つのバランスを取ることは難しいものです。
どうしても平日はバタバタと時間に終われる日々を送り、週末も溜まった家事をしつつ、翌週のための買い物や子どものために身近なところでレジャーをするなど、ゆっくり休む時間を取ることができません。

 

前置きが長くなってしまいましたが そんな状況を鑑み、住環境で何かをサポートできないか、という発想で検討し始めたのが、コンフォートエリア東深井でした。
 
私も今ではどっぷり共働き生活に浸かり、子どもたちは成長したものの、家事と仕事に毎日追われています。日々、家事の効率を上げることが、時間の余裕を生むことを実感しているだけに、これを間取りの工夫でできないものかと自身の家づくりを振り返りながらコンセプトを考えました。
 

 
テーマ:「家事の時短」によって、主婦のくつろぐ時間は生めないだろうか。
 

結果、家を購入しなくても時短家事の工夫は色々あります。
が、もし、今、住宅を購入検討されているのであれば、根本的に「家事効率」を考え、「家族みんなが、自分のことは自分でできる(ママに負担をかけない)」間取りを検討することで、ご自分の生活が一変するくらい改善されると思います。
 

これまでの住宅は、「家事を行う女性目線」といったように、いかにも「家事は女が行うもの」と決めつけたような間取りが主流でした。
 
しかし、これからは違います。
家事と育児は、夫婦でともに行うのがスタンダードです。
 

そうなれば、どこに何がしまってあるのかは、家族で共有しておくと便利です。
自分のことは自分で自然にできるようになり、朝の忙しい時間帯にぶつからない「動線」を考えた間取りも重要になってくるでしょう。
 
今回は、このようなコンセプトを体現化した分譲地「コンフォートエリア東深井」のモデルハウスの間取りを例に、働く女性だけでなく、これからのご家族に嬉しい間取りの工夫を一例としてお伝えします。
決して大きな邸宅ではないモデルハウス ですが、だからこそ、ご自身の家づくりの参考になることはたくさんあると信じています。


まずは、モデルハウスの間取りを見てみましょう。
 ※建物の広さなどの詳しい情報は、コンフォートエリア東深井のページをご参考にしてくださいね。
 
大きな和室はありませんが、くつろげる畳コーナーと、適材適所の収納、2階のセカンドリビング、そして1階に設けたユーティリティーコーナーが特徴です。
 



■家事動線
 
負担の大きな家事といえば、炊事と洗濯です。
 
炊事は、ネットスーパーやコンビニ業界、食品業界で便利な食材や調理品が簡単に食べられるようになり、簡単に済まそうと思えばできる環境になりました。
でも、洗濯はそうはいきません。
衛生観の違いにもよりますが、ほとんどのご家庭では毎日洗濯をされると思います。
洗濯は洗濯機が行っても、干したり畳んだりするのは手作業。
最近、洗濯物をたたむ家電が発売されましたが、高価ですし、一般化するにはまだまだ先の話。
 
そうなると、洗濯の動線を短く、簡単にするのが負担軽減となります。

 
 
このモデルハウスでは、一般的に多い1階に洗濯機を置くことを仮定して、動線を考えています。


1階のユーティリティーを使って、室内干しをするのはいかがでしょう。
浴室乾燥も良いのですが、ユーティリティーコーナーで除湿機乾燥もオススメです。
このユーティリティーには、部屋着や下着などを収納できる収納ケースを置いておくとさらに便利ですね。
その場でたたんで、下着などの小物は即収納。
 
家族もお風呂上がりに、ここで着替えれば2階へ取りに行くなど、無駄な動きが必要なくなります。

 
■おかえり動線

 
ラビータ誉田東のモデルハウスでも採用した導線となります。
(ぜひこのモデルハウスも参考にしてくださいね。)
 
「ただいま〜」と帰ってきた人はユーティリティーコーナーで着替えて、そのまま洗面室で手を洗い、お部屋に入る。
 
汚れたものをお部屋に持ち込まない、「ちゃんと自分のことは自分でしようよ作戦」です。
しかも、汚れものを洗濯カゴに自分で入れる。←ここ重要
 

■行ってきます導線
 
幼稚園に通うくらいの子どもには、自分のことは自分でさせたいものです。


畳コーナーをキッズスペースとして利用されるご家族には、すぐ近くのリビング収納がお片づけコーナーにぴったり。
片付けができる子どもにするためには、「どこに」「どうやって」しまうのか、簡単に明確にすることが大切です。
遊ぶスペース近くに投げ込み型の収納があれば、自然に片付けられます。
 
また、「行ってきます」の準備は、前日に行って、リビング収納か畳コーナーにおいて置くといいですね。
もしくは、ユーティリティーコーナーを有効に使うこともオススメです。
 
また、1階にはキッチン脇に家事コーナーを設置しました。
ここは、「私のイドコロ」にしましょう。
朝のメイクなどはここで済ませると、洗面室の人とぶつからなくてすみます。

 
今回は、3つの項目を挙げてお伝えしてみました。
特に、洗濯動線を改善すると、精神的に楽になります。

我が家には、ユーティリティーコーナーがありませんが、もし、床面積がもう少し広かったら作りたかったところでした。
残念ながら、時々リビングに洗濯物がおいてあることもあります。

帰宅動線お出かけ動線など、家族の行動パターンを考えて間取りを考えることも良いと思います。
特に、支度が自分ではなかなかできなかったり、時間の概念がなくてグズグズしている子どもには、(待ってあげられる忍耐も必要ですが)お出かけ動線を作ってあげることもひとつのアイデアです。
自分のことを自分でできるように躾けることも、最初は大変ですが、結果的に時短・母の負担軽減につながります。


次週は、収納について少しお伝えします。
適材適所の収納で、時短家事を実現しましょう。
 
↓↓↓↓
コンフォートエリア東深井がオープンしました
忙しいママに嬉しい工夫が盛りだくさん。
実際のモデルハウスを見てくださいね。





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