Frescoブログいえ日和

片付けるのが楽しい収納にしよう♪

 

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先日、我が家に卒業証書が郵送されてきました。
娘が大学を卒業したのですが、フランスに留学中のため、学校から送っていただいたものでした。
昨日、スカイプで「おめでとう」と伝えると、
お友達が、同じように留学中の5名とスカイプを繋げ、中継で卒業式とその後の懇親会の模様を同時中継してくれたそうです。
いいお友達に恵まれて幸せですね。
このまま彼女は大学院に進学しますが、そんな仲間とまた2年間研究できるのかと思うと親ながら嬉しくなります。

さて、子どもが何歳になっても親としては心配が尽きません。
最近のテレビ番組では「片付けられないゴミ屋敷のようなアパートの部屋」で住んでいる一人暮らしの様子も見られたり・・・。
そういう大人にはなってほしくないのが親心。

部屋の中は心の状態を映し出す鏡とも言われていますが、最初から片付けられる子どもはいません。
片付け方や、「片付け」すると気持ちがいいことを小さい頃から教えてあげましょう。


今回は、「おもちゃなどを子どもが自分で片付ける」をテーマにお届けします。


まず、子どもが自分でおもちゃを片づける習慣をつけるためには、片づけやすい環境づくりや工夫が必要です。
ここはお父さん、お母さんが一緒に手伝ってあげましょう。
 

〜環境づくりのステップをご紹介〜
 

1.いらないおもちゃを捨てる

子どもの数が減り、お誕生日やクリスマスなど、イベントごとに増えるおもちゃ。
あっても遊んでいないおもちゃはありませんか?
おもちゃの数の理想は、子どもが自分で管理できる量。

不要なものがあれば、お子さまと一緒にお別れする物を決めましょう。

「そのおもちゃがないと遊べないか」
「これから大きくなっても遊ぶか」
自問させながら置いておくおもちゃを決めましょう。
 

2.モノの定位置を決める

おもちゃをどこにしまうのかお子さまと一緒に決めましょう。
小さなお子さまであれば、リビングで遊ぶことが多ければリビングに。
遊ぶスペースの近くに収納する場所がある方が、片付けやすくなります。

「おもちゃの帰る場所(おうち)」と一度決めてしまいましょう。
あくまでもお子さまの意思を尊重して決めてくださいね。
 

3.おおざっぱに収納する

きれいに並べて入れる必要はありません。
お子さまが遊びたいときに自分でおもちゃが見つけられればいいのです。
そして、収納場所がいっぱいになったらいらない物は処分するようにしましょう。
決めた収納スペースに入る分だけにして、増えたら捨てるということが物を増やさないコツです。


4.一時置き場をつくる

「何度教えてもなかなか片付けできない」というときは何でもとりあえず入れる一時置き場をつくりましょう。
急に来客があったときも楽ですよ。
 

5.お子様の成長に合わせた家具を用意する

収納の基本としても取り出しやすい、片付けやすい高さは大切です。
お子さまの成長に合わせて片付けやすい収納を用意しましょう。
 

環境が整ったら、自分で上手に片付けられるように工夫しましょう。


おすすめアイテムと片付けたくなるコツをご紹介します。

 


お子さまがおもちゃを短時間で上手に片付けることができる収納ケース付きのラック。
入っている物が見やすく、種類別に分けて収納することで自分で片付けをする習慣がつきやすくなります。
入れるときはいっぱいに入れず、中身が確認できる量を入れましょう。

フタがついた入れ収納グッズも市販されていますが、子どもが使いやすいのは、ワンアクションで片付けられるオープンタイプがベスト。
あくまでも片付けしやすいという目線でいうと、「投げ込み型」がおすすめです。

 


 

でも、リビングにお子さまが遊ぶスペースを作りたい場合は隠したいですよね。

その場合は、入れるカゴや箱に写真を付けましょう。
お子様も迷わずしまえますし、写真のように持ち運びのしやすい入れ物だと片付けもしやすいです。
また、おもちゃの種類別の他に遊ぶ内容別にセット収納するのもおすすめです。
「おままごと」「お医者さんごっこ」など。

遊びたいおもちゃを探しておもちゃ入れを毎回ひっくり返す必要もなくなります。


 


 

こちらはカラーボックスを横にして扉を付けた収納。
DIYが好きな方はお子様が進んでしまいたくなるように可愛く、かっこよくするのも良いですね。

作りこまなくても写真のように本を低い場所に収納するようにして、お子様が無理なく届く高さに収納できるようにするだけでも進んでしまいたくなるようになります。

 

部屋が散らかるのはお子さんが元気な証拠、とも言いますが、「やはり自分で進んで片付けをするようになってほしい」というのが本音。
ぜひできることから少しずつ試してみてくださいね。